溺れるナイフ　ネタバレ　8巻

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溺れるナイフ　ネタバレ　8巻　[ネタバレ] [編集]

溺れるナイフ　ネタバレ　8巻

溺れるナイフ7巻では、

ずっと、話もしない状態が

続いていたコウと夏芽だったが、

大友と夏芽の二人乗り事件から

コウが夏芽にちょっかいを出す。

修学旅行で大友と夏芽が

遭難しかけ、二人の気持ちが

変わりつつあった。

孤立していた夏芽だったが、

修学旅行をきに

女子と仲良くなる。

それを見てコウが

お前は格が違うから

友達ごっこはやめろという。

コウと昔の様に戻れるかも・と

感じた夏芽だったが、コウには

その気が全然なかった・。

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溺れるナイフ　登場人物

主人公　望月夏芽（もちづきなつめ）

ほっそりとした美少女　東京でモデルをしていた。

浮雲町に引越す。家は旅館「ひねもす屋」

長谷川航一朗（はせがわこういちろう）

浮雲町の元大地主「長谷川家」の跡取り息子

大友勝利（おおともかつとし）

浮雲町での夏芽のクラスメイト。コウの親友。

松永カナ（まつながカナ）

夏芽のクラスメイトで、浮雲町での夏芽の最初の友達。

実家は喫茶店「こけもも」

では、溺れるナイフのネタバレを書いていきます。

溺れるナイフ　ネタバレ　8巻

※内容が知りたくない人はご注意下さい。

大友＆コウの小学生時代

大友の小さい頃、

友達と海で遊ぶ。

兄は、ヤンキー

母はスナックで

働いている。

家は、漁業関係。

田舎は、噂が広まる。

コウは昔から、特別だった。

先生もコウに何かあったら

長谷川家から何を言われるか

わからないから気を使って

いた。

幼稚園の頃は、自分と同じ子供を虐待

していたけど、

おばあさんの作った数珠をしてから

大人しくなったという。

おじいちゃんが、

コウが生まれた記念に

「こういちろうランド」を

建てらしいけど、

建設中に立てたおじいちゃんが

なくなってそのままの

状態になっている。

コウが、椿の花を棒で

叩いていたのを見て

大友が、「もったいない」と

言って

椿の花を拾い、蜜を吸った。

それを見て、コウが

同じように吸った。

それがきっかけで、

コウと大友は仲良くなった。

大友と仲良くなったことで

コウには友達が沢山出来た。

神さんの海に潜って

魚を採るというコウに

危ないからと大友が、

自分のおばあちゃんの所に

食べ物をもらいにいく。

コウは、おばあちゃんを

見て　「死ぬど」と言う。

怒った、大友は「帰れ」という。

おばあちゃんは、

色々業が積み重なって

あの子にまとわりついてるから

仲良くしてあげなさいと言う。

スナックに自転車で

母を迎えに行く。

母は大友に

次男だから、

船にのらなくていいから

好きなことするようにと

言われる。

母は最近、コウと仲が

いいんだねといい

コウの話をし出した。

母親は自殺して

父親の子ではない。

おじいちゃんが母親を

手込めにして出来た子らしい

そして、それを苦にして

母親がコウと一緒に

海に飛び込んだけど

１人生き残ったと聞く。

それから、少しして

大友のおばあちゃんが

亡くなった。

大友は、コウに

「お前は超能力があるのか？」と

聞くがないと言う。

ただ、思いつくらしい。

だんだん、その能力もなくなって

きているらしい。

一族の人は、色々聞いてくるらしい

けど、コウはそれがイヤだった。

FIRST　SAILING　LAND

航一郎

略して　FSL

「こういちろうランド」

友達同士で中に忍び込む

みんなで、このFSLを

大きくなったら

立て直そうと話す。

FSL計画

こういちろうは、あの遊園地が

嫌いだったけど、

FSL計画したら、一生バカやってる

感じがして嬉しかった。

そして、今

こういちランドは、ゴルフ場に

なる計画が持ち上がっている。

大友は、一緒にFSL計画を

考えた山方をボコボコにした

コウの事が許せなかった。

コウ
「オレは
　ただ単純に変わらんだけじゃけぇ」

大友
「おまえが変わりすぎなんじゃあ」

コウ
「ほうけ
　俺ぁ　もともと　こんなじゃあ」

コウは、また学校の子をボコボコに

して日々を過ごしていた・・。

長谷川暴力と言っても過言では

ないくらい、コウは

暴れまくっていた。

やられた子は、手に×と彫られて

もうほとんど×がついてるとか・・。

「おまえの言う

　輝かしいコウちゃんは

　死んどるんじゃ」

コウちゃんをあきらめるべく

しぼんでいく

夏芽は、卒業アルバムの為

クラスメイトの写真をとって

いた。

クラスの江波さんに、

大友の写真をとって

欲しいと言われる。

大友とはお互い意識してる

気がして、気まずい。

試しに、

大友の写真をとってみたら

今までと変わらずの態度だった。

だったら・・

大友をつけまわして、

写真を撮る。

クラスの江波さんに頼まれたし、

修学旅行の時も誰かに

頼まれて浮かれていたから

「勢いで付き合っちゃえ！」と

言うと

大友はシラケた顔をする。

なら、男前にとってくれと

サーフィンをする。

小さい頃からやっていて

ずっとやってるやつの中でも

うまい・・

夏芽は見とれて写真を

撮るのを忘れていた。

二人で将来の話をする。

大友は父親が猟師だから

家業を継ぐのかと思ったら

東京に行くと決めていた。

なぜかは、秘密だけど。

大友は、「お前も出てくだろう」と

言う。

夏芽は、ビジョンも何もないけど

「パリ？」

って・・。

「パリコレに出るのか？」と

聞かれ

また自分がモデルの仕事を

するなんて想像もして

いなかった。

でも、

「ああ、・・うん」って

言ってしまう。

・・・・・・・

そんな　夕日の瞳でさぁ

知ってると思うけど

わたし　ちょっと

いろいろ大変だったのよ

ねぇ

・・・・・・・・

大友は、将来の話を楽しんで

していた。

・・・・・・
めんどくさい　わたしをも

おなじ色に

スゲェな　大友天然色――――

夏芽は、

「みんな

大友としゃべらくても

そういう部分を知ってるんだ

江波さんとか見抜いてる

んだ　すごいね

見る目あるねぇ――」

って　ポロっと

言ってしまった。

大友が

「もしかして

オレに少しでも気があるのか？」と

聞くが、

その後、焦りだし

「おまえは、コウがええもんな」

という。

それに対して、

夏芽が「うそだけど・・」と言って

二人は笑い合う。

バスを停めに行ってくれた

大友。

その間に、知らない男の子が

夏芽に話しかけてくる。

「姉ちゃん　どこ校？」

大友が戻ってくると、

「おーい！桜司（おうじ）」

その男の子も呼ばれタクシーで

行ってしまった。

この辺りでは見かけない子だった。

ちょっと、コウちゃんに

雰囲気が似ていた。

大友も感じたと思う。

また、後ろめたい感じの

雰囲気になってしまった・・。

夏芽は、大友の写真を撮る。

「江波さんに―」

すると、大友がポラロイドを

夏芽の手から奪い

夏芽の肩を抱き寄せ

二人で写真をとった。

「これでも　渡しとけぇや」

大友は自分の行動を悔いていた・

夏芽も、大友の行動に

自分の事が好きなのかな？と

考える。

・・・・・・・・

でも、大友にはもっと太陽の下で

健康そうな彼女と

大きく口をあけて

笑ってるのが似合う

わたしは、暗いから　ダメ・・

でも、好かれたいという

気持ちがある　

自分はズルい・

・・・・・・・

なんか、また大友と気まずく

なる。

江波さんが大友が行く高校を

きく。

自分も一緒の所に行くと・・。

夏期講習も一緒に受けると

言い出した。

それを聞いていた

夏芽は、「私も一緒に受ける」と

言ってしまう。

誰にも聞かれてもないのに。

江波さんは、大友の相手ではない

もっと・・

思考と心と行動とバラバラ矛盾

明日から夏休み

コウが学校に来る。

顔はアザだらけ

そこに、バットを持った

男の子

あれ？　この前の―

死　ねっ・・・・

バットで殴りかかる

コウがよけて　窓ガラスが

割れる。

スキをねらって、コウが

男の子にバットで殴りかかる。

それをカナが止めた。

長谷川家の跡継ぎ　候補の

長谷川桜司だった。

転校してきた中1の子

これが、今　こうちゃんが

いる場所の

断片なんだ

そういえば、コウちゃん以外を

好きになるって考えた事

なかった

最近忘れていた　コウちゃんの

海の色

わたしの中の色

コウの色を考えながら

手にネイルをした。

バスで大友と一緒になる

勝手に二人で写真を

撮った事を怒っているのか？と

聞き、謝ってきた。

夏芽は怒ってるのではなく

大友と仲よくなりたい

でも、

「大友の事好きにならないよ」

という。

ズルい　ズルい

ヒドい　ズルい

ゴメン

こんなんで　ゴメン　

さよなら　大友

大友
「友達でええよ」

お互い仲良くなりたいのに

ギクシャクするのは

嫌だからって　

握手をする。

夏芽の手を見て、

1本だけ色が違う事に

気が付き

「キレイじゃ

　夕陽が当たっとる波みたいじゃ」

夏芽は涙が出て来た。

これは、大友の海だよ

キラキラ　きれいなの

塗り潰せなかったの

わたしの全部で

ここだけが

小さく　輝いてるの

～感想～

コウの生い立ちはヒドくて

かわいそうだけど、

だから暴力っていうのは、

周りは関係ないからね。

コウが荒れたのは、

自分が天下だと思って

いたのに、桜司の存在で

余計に荒れたのかな？

とにかく、スゴイ家系です・・。

大友の天然が癒しになって

夏芽は安心するんだろうね。

繊細すぎるコウとは違うから。

見透かす事の出来ない

天然もいい味だしてる（笑）

二人の今後が・・楽しみ。

読んで頂きありがとうございました。

溺れるナイフ　①～⑰　全巻試し読みが出来ます。