溺れるナイフ　ネタバレ　①～⑰

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溺れるナイフ　ネタバレ　4巻　 [ネタバレ]

溺れるナイフ　ネタバレ　4巻

溺れるナイフ　3巻では、

コウを好きすぎて、追いかけまわす

夏芽。

だが、コウは突き放す。

しかし、仲直りをして、

夏芽もコウばかりを追い求めず

自分の可能性を試すため、

映画のオーディションを受ける。

映画に合格し、コウともうまくいって

夏芽はすべてが順調だった。

しかし、学校では夏芽の私物が

何者かに盗まれる事件が

多発していた。

犯人は、先輩だと思っていたら

店のお客として潜り込んだ

男だった。

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溺れるナイフ　登場人物

主人公　望月夏芽（もちづきなつめ）

ほっそりとした美少女　東京でモデルをしていた。

浮雲町に引越す。家は旅館「ひねもす屋」

長谷川航一朗（はせがわこういちろう）

浮雲町の元大地主「長谷川家」の跡取り息子

大友勝利（おおともかつとし）

浮雲町での夏芽のクラスメイト。コウの親友。

松永カナ（まつながカナ）

夏芽のクラスメイトで、浮雲町での夏芽の最初の友達。

実家は喫茶店「こけもも」

では、溺れるナイフのネタバレを書いていきます。

溺れるナイフ　ネタバレ　4巻

※内容が知りたくない人はご注意下さい。

コウは、先輩を棒で殴り倒していた。

ボコボコになった先輩は、

犯人の特徴をコウに話す。

二十代半ばの赤い車に乗った男。

大友が、大人を呼んできた。

これ以上コウをそのままにしたら

大変な事になる気がして・・・。

夏芽は車で病院に向かって

走っていると思っていた。

方向が違う話をすると、

救急だからと男は言った。

男の手は震え、あきらかに

様子がおかしかった。

夏芽の携帯に電話が鳴る。

すると、男がその携帯を

奪った。

車の中はすごい緊張感が・・。

携帯を奪い取ろうとする夏芽に

男が夏芽に暴力をふるう。

手を縛られしまう。

車はどんどん山奥に向かって行った。

コウは、

電話の繋がらない夏芽を心配した。

夏芽を必死に探す。

宴会をしていた人が、

夏芽が乗った車を見かける

しかし、他所から来た

カップルだと思い気にしなかった。

男は車を停め、夏芽に告白する。

愛してしまった・・と

夏芽は大人しくしてれば

コウが助けに来てくれる。

だから、男に反抗せずいようと

決めた。

しかし、その態度を見透かされ

怒り、夏芽を犯そうとする。

夏芽はあばれ、車から出ることが

出来た。

しかし、崖から落ちてしまった・

コウちゃん　わたしたちは

すべて手に入れて　無敵で素敵で

力を光を　思いのままに

そうでしょ？　わたしの　神さん

大友も夏芽を捜す。

みんながお父さんだと思っていた

白装束姿の男は、お客だと判明。

おじいちゃんと弟が旅館に帰ってきた。

男がいない・。

お父さんは酔っぱらっていたが、

お客は変態で夏芽と一緒に

いるかもしれないと大友に聞かされ

目が一気にさめる。

コウは、二人の乗った車を発見する。

崖から落ちた夏芽は気絶していた。

夏芽を抱き寄せ

男は心臓の音を確認する。

生きてるのを確認して安心する。

夏芽の着ている浴衣を脱がし、

匂いを嗅ぐ。

雨のせいか夏芽が、滑って

穴に落ちてしまう。

コウは、夏芽を探しまくった。

すると、ザザっと音がした。

見に行くと、穴の中に夏芽がいた。

気を失っていた夏芽が

目を覚ましていた。

手を差し伸べるコウに夏芽が、

「コウちゃんが

　やっつけてくれたの？」

と聞く。

すると、コウの頭に石が飛んできた。

血だらけになるコウ。

男と殴り合いになる。

男がコウの首をしめ。

死ね！

死ね！

死ね！

・・

というと、

その男の背後に母親が見えた。

どうせなぁ

いきとったって

おまえはよう

・・・かぁさ・・・・

気を失っていく

―――　コウちゃん！

そこに、

警察や町の人達がたくさん来る。

お父さんに引き上げられ夏芽は

助かった。

・・・・・・・・・・・・

コウちゃんなら、

さっさと助けにきてくれると

思ったのに

あんなやつ、

わたしの目の前で

ぶっ殺してほしかったのに！

・・・・・・・・・・・

自分を助けるため

ボコボコになってる

コウの目が見れず、

そらしてしまった。

なんだろう・耳ん中

海の中みたい　音・・・

夏芽は、警察で事情聴取をされる。

記憶がない部分があるのではないか・

本当は、犯されてるのではないか？

そう、聞かれてるようで、辛かった。

親にも、産婦人科に連れていかれ、

休んでいる学校でも、

噂されていた。

耳が聞こえにくい・・。

コウちゃんに会いたいでも・・

助けてくれた・私の神さん

家に弁護士がくる。

示談にしてほしいと・。

夏芽が安心してくらせるように

長く刑務所に入ってもらいたいと

家族は思っていた。

家に、記者が来た。

映画の降板はなぜしたのか？と

いう内容だった。

夏芽は、転校もしないし、

映画もでると親に話す。

母は泣き、父は聞こうとしなかった。

・・・・

あんな事でなにひとつ

かわったりしない・

耳がおかしい・

夏芽はどんどん追い詰められて

いった。

本当は、自分は犯されているのでは

ないか？

みんな思ってるし・。

こわい―――

夏芽の部屋の窓から音が

聞こえてきた。

コンッ！

コウが来てくれた。

夏芽は、2階から下へ

積んであるわらの上に飛び降りた。

落ち込む夏芽をコウが慰める。

第一発見者のオレが見る限り

おまえは、大丈夫じゃって。

コウのおかげで少し元気に

なる。

コウは夏芽に、

「東京にいこう」と誘う

夏芽とコウは前と同じように、

親戚のタクシーで駅に向かう。

しかし、夏芽の事件の話をしてくる

ので、

東京はもういいと言って

コウの家まで送ってもらう。

コウはスクーターに夏芽を乗せ

駅に向かった。

その途中で、大友達に会い

二人が元気にしてる様子を

見て、みんなが安心していた。

バイクの後ろは気持ちよかった。

夏芽は、久しぶりに笑う。

その姿を見てコウも嬉しかった。

突然、光が見えた。

夏芽はその光に反応し、家に来た

記者の人を思い出した。

どんな記事をかくのかな？

電車にのると、犯人に似た男が

乗っていた。

夏芽は怖くなって、隠れた。

すると、周りが夏芽に気が付く。

プラム（夏芽載っていた雑誌）の

夏芽ちゃんだぁ～。

色んな人が夏芽に気が付く。

しかし、夏芽には

全員あの男に見えた。

夏芽は、駅で座って耳を押さえる。

心配するコウに、

電車に酔ったと言う。

コウは、飲み物を買いに行くと

歩いていった。

夏芽は怖くなって、コウを追いかける。

松葉杖の夏芽は、人にぶつかり倒れる。

コウは気づき近づいて手を持つ

でも、コウの顔があの男に見えて

手を払ってしまう。

泣きながら、謝る。夏芽

―――ゴメンっ

謝んな　わかったからよ

わかった？

なにが？

私がわかったのは、

まえとは、違くなって

しまったってこと

＜スポンサーリンク＞

～感想～

書きながら気持ち悪い男って

思ってました(-_-;)

人気が出るっていい事だけど

ストーカーとか

こういう被害って怖いですね～。

犯罪ですもんね。これ！

間違えたら、命も落としてますよね。

きっと、知らないだけで

芸能人の方とか苦労されてそうですね。

コウとだったから、なんでも

手に入るって思っていたけど

そうではないのかもって

思いだしてる感じが

心の恐怖と共にありそうですね。

最後は、仕方ないけど

コウも辛いかもしれないですね。

コウも精一杯夏芽を守ったんだから。

読んで頂きありがとうございました。

溺れるナイフ　①～⑰　全巻試し読みが出来ます。

2016-05-06 12:48 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)
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溺れるナイフ　ネタバレ　3巻　 [ネタバレ]

溺れるナイフ　ネタバレ　3巻

溺れるナイフ2巻では、

小学生から中学生に上がり、

夏芽とコウは、

写真集の件で口を

きかなくなっていた。

見本の写真集が届き、

見ると自分が想像した写真集の

できじゃなく夏芽は愕然とする。

しかし、コウに写真集を見せて

二人は付き合う事になる。

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溺れるナイフ　ネタバレ　3巻

※内容が知りたくない人は、ご注意下さい。

コウちゃんがいればいい。

夏芽はコウがいるだけで、

彼女だと言う事で満足だった。

水泳の授業が始まる。

男子の目線は、女子の水着姿。

夏芽の水着姿は男子も

見とれていた。

そんな中、コウは

カナの泳ぐ姿を見て

からかう。

夏芽は、自分の制服が盗まれて

いる事に気が付く。

夏芽はコウと一緒にいたくて

しょうがなかった。

マネージャーを無視して、

仕事をしようとしない夏芽。

コウは、夏芽が誰に反対されようが

自分の武器を使って

したいようにしている姿が

おもしろかった

という。

夏芽は、

「芸能界に戻れというなら戻る、

　コウちゃんが決めて」

という夏芽に

「つまらないこというな」と言う。

夏芽の気持ちは、

本当にそう思っていた。

だた、仲良くしたいだけなのにな

制服が盗まれたのが心配で

コウがカナに部活に出て、

ちゃんと夏芽を家に送るように

言う。

カナは、言い付け通り

夏芽を送る。

夏芽は、コウの言う事を

なんでも聞く

カナに「コウの事が

好きなの？」と聞く。

カナは、夏芽が抱く気持ちと

同じように、

コウが発光してみえるよう。

幼い頃から、コウの傍にいて

気持ち悪いと言われ

石を投げられてもそばに

いたらしい。

でも、夏芽とコウはお似合いで

自分が入る隙なんてないと

思っていた。

コウに対する気持ちが強く

なり過ぎて、夏芽は不安になる。

「わたしのこと好き？」

と聞く夏芽に、

コウは、

写真集の頃の

夏芽の目が好きで

挑戦されてる感じが

よかった・

「もう、なんかええわ・」

夏芽はすがって、コウに言い寄る。

「どうすればいいの？

　どうやったら好きになってくれるの？」

コウは、帰って行った。

あれから、コウに

話しかけれないまま夏休みに

入った。

夏芽は自分の気持ちを

整理していた。

写真集の頃の自分と

どう変わったんだろう・。

「付き合おう」

なんて言うから・

「好きだ」って思ったんだ・。

好きになった気持ちが

いけないのだろうか？

・・・・・・

おじいちゃんと

スイカを食べながら

話をする。

コウのおばあちゃんの話

やはり不思議な力を

持っていたよう・。

神様の言葉を伝えることが

できる力。

その力で、コウの一族が

栄のではないかと言われている。

「託宣」できる人は、もういない

けど、みんなコウに期待している

ようだった。

ベランダから外を見ていると、

コウを交えた長谷川の一族が

山に登っていく。

その後を夏芽はついていった。

「月の明り神社」

お祈りをする一族達。

そして、急にコウが倒れる。

「誰そ・・我に物問ふ」

コウが喋りだした。

一族は、コウにおばあちゃんと

一緒の力があると思い喜んだ。

しかし、本当はコウが冗談で

演技していただけだった。

夏芽は、目が覚めると

布団の中だった。

昨日の事は夢だったのか？

わからない・。

「月の明り神社」に行ってみる。

昨日あった祭壇がなかった。

そこに、コウがいた。

「昨日といい、何しとんじゃ

　おまえ」

気づいていたんだ・・

コウは、家の人達が

自分に期待してると話す。

夏芽は、コウちゃんなら

神さんなんか頼りにしなくても

なんでも出来んじゃないと

話す。

自分の世界もあっという間に

変えたから・と

自分はコウの事が好きで

今の自分は悪くないと

思ってるし、コウの参謀は

絶対自分だと言って

走って逃げていった・・が

失敗。

転んでしまう・・

コウが手を差し伸べ

「お前やっぱおもしろいかもしれん」

夏芽は、涙ぐみながら手を握った。

夏芽の誕生日。

カナ達が誕生日会を開いてくれた。

コウも呼んでくれたみたい

だけど、来なかった。

カナは少しやせたみたい。

自分と同じ洋服も来て、

なんだか少し変わった感じ。

カナのコウの事が好きっていう

事を知ってるから

なんだか気まずい・・。

誕生会の後、家にコウが来て

伊勢海老を持ってきてくれた。

誕生日祝い！！

コウらしい。

一緒にいるときに、映画の話の

電話が入る。

コウと仕事の話をする。

「お前、もうそっちに

　行く運命なんでないの？

　おまえの世界を創るタイミング

　でねーの？」

コウに背中を押され、映画の

返事は自分で考えてすると言う。

どう決めても、冷たくしないでね

という夏芽の頬をなめる。

食べていた温泉卵のカスが付いて

いるからと・。

夏芽はこれも

キスのカウントになるよね・・

と思った。

映画のオーディションはみんな

すごく上手で、

テレビで見た人ばかりだった。

一度も出たことのない

夏芽は棒読みだったけど、

なんと合格。

広能さんの映画だからなのか？

新聞に夏芽の映画が決定！と載り

学校では噂の的に。

夏芽の持ち物が何者かに取られ頻度が

多くなった。

コウが今年の火祭りは出ず、

夏芽と一緒に行くと言ってくれた。

友達の大友は怒るが、夏芽は

嬉しかった。

二人は、橋の下でキスをする　何度も。

コウちゃんは私が不安になると

キスをしてくれてるのかな？

と夏芽は思った。

いっぱいキスをしてくれて

夏芽は幸せいっぱいだった。

世界征服したら、
コウちゃんにあげる

もうすぐ火祭りが始まる。

今年は、コウは参加せず夏芽と一緒に

見物する。

母と父の笑い声。

旅館のお客さんと話をしてる。

大学院の男性で民俗学を研究している

人らしい。

お父さんの代わりに、火祭りに参加する

話をしていた。

夏芽は浴衣で火祭りを見に行く。

コウたち男子と合流した。

大友は、先輩に呼ばれていなかった。

大友は、火祭りの潜り込みポイントを

先輩に教えていた。

そこで、

夏芽の私物を盗んでいたのが、

先輩たちだと知る。

大友は、先輩たちの仕業だとコウに

話す。

それを聞いたコウは、

火祭りに参加すると言い出す。

夏芽は、コウが参加するなら

自分も参加したいと

言ってついていこうとする。

コウは、夏芽にキスをして

「また、天狗見せてやるけぇ」

と言って行ってしまった。

キスで誤魔化されたけど、

コウが参加するなら近くでみたい。

１人で場所を移動する。

・・・・・・・・

一年前のあのときより　―――

心が　震える

・・・・・・・

そこに、天狗姿の男の人が現れる。

お客さん・

「おじいさんが倒れた」

一度倒れた事のある

おじいちゃん。

心配で、お客さんについていく。

コウは、先輩たちを見つけ、

棒で殴る。

コウの姿が普通と違うと大友は

感じた。

大友はとめるが、

「夏芽がコケにされたんど

　オレ怒るのフツーじゃろ」

・・

おまえ

腹立てとるいうより―――

火祭りをいいことに、

コウは先輩を殴り追いかけまわす。

１人の先輩が

「頼まれただけだ」という。

ひねもす屋のお客に・。

客のフリして、

夏芽の周りをうろついてると

言った。

その時、夏芽は

そのお客の車にのっていた。

～感想～

追いかけまわしてくる夏芽は

嫌だったんですね。コウは。

自分の武器を使って

それがどこまで通用するか

挑戦する夏芽に興味がある。

夏芽も、コウに同じ感覚を見ていた

感じがしますね。

簡単に手に入るモノより、

手に入りそうで入らないモノって

魅力的。

自分のモノだけど、安心できない

感じが・・魅力的になのかな？

わかるような・・。

ドキドキ感ってやつですかね（笑）

最後、夏芽はストーカーに

連れ去られてどうなっちゃうのかな？

読んで頂きありがとうございました。

溺れるナイフ　①～⑰　全巻試し読みが出来ます。

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2016-05-06 10:56 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)
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溺れるナイフ　ネタバレ　2巻　 [ネタバレ]

溺れるナイフ　ネタバレ　2巻

溺れるナイフ1巻では、

東京から一転、田舎の旅館で

暮らす事になり

日々葛藤する夏芽。

そこに、同級生のコウの存在で

自分の欲しいものが

モデルという仕事より

コウであると気が付く。

いつも自信に満ち溢れたコウを

みて自分と重ねる。

どうしたら、コウに認められるか

考えていた・・。

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溺れるナイフ　ネタバレ　2巻

※内容が知りたくない方はご注意下さい。

コウが火祭りに参加している姿を見て

夏芽は、私も自分の力を試してみたいと

思った。

家出したときに、コウと一緒に行った

「月ノ明り神社」

・・・・・・・・・・・・・・
祈願なんぞ　自分にするんじゃ
神様には見ててもらうんじゃ
・・・・・・・・・・・・・・

夏芽は、神社で

広能カメラマンに撮ってもらう事を

祈願する。

ヌードでもいい覚悟で！

修学旅行に行く事になり

班決めをした。そこで

コウと一緒になった。

運命じゃないかというカナに

自分も少し感じていた。

一緒になると・・

自分の直感を信じていいんだ！！

コウのように自分も

発光する力があるんだ・・

マネージャーから電話があり

写真集の話が進んでいると聞く。

12歳のヌードは法に引っかかるから

出せない・と聞き安心する。

家に帰ると母が修学旅行から

帰ったら、写真集の話をしようと

いった。

父には内緒の話で・・。

修学旅行当日。

コウは来なかった。

お父さんが

最近悪さばかりしてるから

旅行は行かせないといったらしい。

コウのいない修学旅行は

つまらなかった。

でも、もしかしたら

旅行中にコウが来るかもしれない

そんな予感があった。

旅行の最終日。

夜、みんなで話をしていると

恋愛話で盛り上がった。

カナは本当はコウが好きだった

らしい・・でも、

夏芽とコウの駆け落ち事件で

諦めたとか・・。

自分がコウの事が好きだと

決めつけられるのがイヤで

夏芽は部屋を出て行った。

夏芽はコウに対して

好きとかそんな

のんきなものではなく、

コウを想うと心がざわめいて

「わたしだって」と

力を見せつけたくなる

帰ったら写真集だから

見せつけてやると

考えていると

窓の前に、コウが立っていた。

夏芽はビックリしたと同時に

自分の直観があたった事が

嬉しくて涙がでた。

コウは、「なぜ泣く？

腹減ってるのか？

俺がいなくて寂しかったか？」

・・・・

コウちゃんを感じると

なんでもできちゃうような

予感が

胸の中をくすぐるんだ

みんなコウが来て喜んだ。

抜け出して遊ぼうと外に出た。

先生のボンバイエに見つかってしまう。

でも、家に電話して

このまま、一緒に帰ると伝えて

くれた。

遠回りして宿に帰った。

修学旅行から帰ると、

写真集の話が進んでいった。

ヌードを撮らないという条件で

お母さんが了解してくれた。

撮影で使ったアクセサリーの数珠が

コウの数珠とカブって・・

気になって眺めていると

「気に入ったらあげる」と言われ、

付けるようになった。

コウも同じようなモノをつけて

いるが、色も違うから

いいかなっと思った。

撮影に行こうとしたら

広能さんの都合でキャンセルに

なった。

学校の先生にコウが学校を

休んでいるからプリントを

持って行って欲しいと

頼まれる。

初めてコウの家にいく。

コウは寝ていたようすで

出て来た。

「宿題をやっといて」という

コウにお姉さんはあっさりと

承諾する。

「オレはやっとやっと生まれた

　一人息子だから」

と、言い放った。

お姉さんの母は女の子しか

産めなくてお父さんに

捨てられ、

自分の母親は、

自分の命と引き換えに

俺を生まされたと話をした。

喋りすぎたというコウに

もっとしゃべってくれても・・

と夏芽は思った。

帰り際にコウが

「裸の写真はどうなった？」と

聞いて来た。

夏芽は

「断った」という。

写真集が出てから言えば

いいかなと思っていた。

雪の撮影

「月ノ明り神社」で

撮影をした。

この神社は、コウの家の

モノだと話をしていた。

夏芽は、広能さんに

私はあの子に勝ちたいと

話す。

広能さんは、

「勝ってるよ。

　だって、あの子

　君は、俺んだ・・」って

雪玉が夏芽に飛んできた。

振り返るとコウが立っていた。

ちがうの・・・

去っていく　コウ。

広能さん

わたし、勝ちたい

ファインダー越しに

コウちゃんがいる。

もっと、怒ればいい

小学校生活と写真集の撮影が

終わった。

あれから、夏芽はコウと話を

していない。

コウとはクラスがわかれた。

女子の中では、コウは目立つ存在なので

コウ狙いの子もいた。

夏芽も、もちろん人気で

知らない先輩から告られたり

していた。

コウが変わっていく気がして

夏芽は不安だった。

写真集の見本が届く。

CMも決まったけど、

写真集は自分を見せると

いうより広能さんの

作品が凄いという感じが

夏芽にはして、

自分に愕然としていた。

コウが、クラスの女の子と

話しているのを見て、夏芽は

「写真集でた」

と叫んで、自転車で走っていった。

その後を、コウが追いかける。

夏芽は、コウに捕まり転倒する。

コウが夏芽の顔をのぞき込む。

やっぱ前と違う・・

「見せろ！」

「ヤダ　絶対！」

バス停の小さな小屋で

写真集を見せる。

本当は、ガーンって見せたかったけど

これは、自分じゃなく、

広能さんがすごいだけだ。

私じゃないみたい・。と夏芽は話す。

コウは、

「おまえじゃないの？

おまえいつも俺の事

こういう目でオレのこと

みよるぞ」

コウに近づけるために、

怒らせたり、勝とうとしたり

する…

夏芽は泣きながらコウに

告白する。

コウは

「じゃ　付き合うとく？」

夏芽
「う――ん・

　へ？！」

コウ
「決定―――」

夏芽

「はい」

世界が変わった

夏芽のCMが流れる。

学校でも、写真集＆CMで

噂の的に。

そんなことより、夏芽は

コウと付き合ってる事が

嬉しかった。

コウはそっけない態度。

いつも夏芽が追いかけてる感じ。

でも彼氏ということは、

コウも私の事が好きなんだ・

考えるだけで心が嬉しくなった。

校門で先生に

風紀チェックをされる。

夏芽は、数珠を

取られてしまう。

コウは、学校で警報機を鳴らして

みんなが没収されたモノを

クラスから外になげる。

珍しくコウが夏芽を待っていた。

二人は、港の海に一緒にいく。

少し暗くなって綺麗な眺めだった。

停めてある船にのり、

コウが夏芽に数珠を渡す。

学校で取り返した数珠。

コウの数珠を見て

「おばあさんの形見で、不思議なパワーが

あるんでしょ？」というと

コウは、

「何か嫌な予感がするから

あげる」といって数珠をくれた。

小さい頃から付けていた数珠を。

「代わりに私の数珠をあげる」と

コウに差し出すと、

夏芽の手を握り、

「おまえは爪の先まで

　キレイにできとるんか？

　感心するわ」

と言い、見つめ合いキスをする。

帰りに、マネージャーから

電話がかかってきた。

電話に出ないのを見て、

コウは、簡単にやめるなら

なんでやったんだと聞く。

夏芽は、

「コウちゃんと張り合うため」

夏芽は、コウを手に入れた事で

仕事はどうでもよくなっていた。

家の前まで送ってくれた。

夏芽は幸せいっぱいだった。

世界は素敵

わたしは無敵

夏芽の姿を向かいのアパートから

見る男がいた・・・

～感想～

やっと、夏芽とコウが気持ちを
通じ合わせましたね。

光を放つもの同時が一緒にいたら
周りの人は
世界観が違ってみえるんだろうな。

自分の直観が何度もあたると
自分ってスゴイかもって思って
自信に繋がるのかもしれないですね。

自分が欲しいものが手に入って
夏芽はこの先どうするのかな？

読んで頂きありがとうございました。

溺れるナイフ　①～⑰　全巻試し読みが出来ます。

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2016-05-02 18:52 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)
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溺れるナイフ　ネタバレ　1巻　 [ネタバレ]

溺れるナイフ　ネタバレ　1巻

2016年に映画化されると決まった

溺れるナイフ！

ストーリーは、

小学生モデル　夏芽が父の地元へ

引っ越すことになる。

都会育ちの夏芽が田舎に引っ越し、

自分が欲しかったものが

遠ざかっていく事に落ち込んでいた。

そんな時、同級生のコウに会う。

夏芽は、コウを好きになっていく。

映画「溺れるナイフ」では、

望月夏芽役に、小松菜奈さん

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長谷川航一朗（コウ）役に菅田将暉さん

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が決まりました。

小松さんは少女漫画のヒロイン多いですね。

コウ役の菅田将暉さん・・はまり役かも

なんか　コウに似てる感じがします。

楽しみです。

溺れるナイフ　登場人物

主人公　望月夏芽（もちづきなつめ）

ほっそりとした美少女　東京でモデルをしていた。

浮雲町に引越す。家は旅館「ひねもす屋」

長谷川航一朗（はせがわこういちろう）

浮雲町の元大地主「長谷川家」の跡取り息子

大友勝利（おおともかつとし）

浮雲町での夏芽のクラスメイト。コウの親友。

松永カナ（まつながカナ）

夏芽のクラスメイトで、浮雲町での夏芽の最初の友達。

実家は喫茶店「こけもも」

溺れるナイフは正直難しいなって

思って読んでいました。

簡単な恋愛マンガではない、

コメディな部分がなく、神秘的な感じがします。

私の個人的な感想ですが・・。

では、溺れるナイフのネタバレを書いていきます。

溺れるナイフ　ネタバレ　①

※内容が知りたくない人はご注意下さいね。

夏芽は、小学6年生。

半年前から中学生向けの

雑誌のモデルとして

働いていた。

しかし、おじいちゃんが倒れ

お父さんの地元に帰って旅館

「ひねもす屋」を継ぐことになった。

東京を離れ、モデルもやめることに・。

東京まで5時間の浮雲町という田舎に

住むことになった。

夏芽はモデルの仕事が好きで

楽しかった。

それが、やめさせられ田舎に

引っ越すことになり、

ショックをうけていた。

海を散歩していると、

同級生となるカナのお母さんに

声をかけられ、カナと同級生の子達と

話をする。

そこで、家の近くに同級生の

長谷川航一郎（コウちゃん）という

男の子の話を聞く。

どうもモテモテの男の子らしいけど、

やんちゃな子のようだ。

だけど、夏芽にとっては、

同級生の男の子は子供としか

思えなかった。

夏芽の家の裏にある

鳥居は神様が住んでるから

入ったらあぶないっと

カナに教えてもらう。

電話でモデルの友達と話す。

このまま、そっちで住むんだ・。

怖い・・。

東京がすべてではないけど、

忘れ去られるようで・

夏芽は不安で寝れなかった。

夜、家を抜け出し

海辺に行く。

海で泣いていると、

何か音が聞こえる

お昼に、カナから教えてもらった

鳥居の場所には

神様がいて怖いところだと・

夏芽は、ビビッていた。

すると、

男の子が立っていた。

入ってはいけない場所に。

「ひねもす屋」のまごか・

　誰にも言うなよ

と言って、

自分でとった伊勢海老を

目の前に置いていった。

夏芽はビックリして何も

言えず、そのまま見ていた。

その子は、発光していた！

闇の中で　白く　

神の子なのか？？

次の日、学校に行くと

雑誌のモデルという事もあり

みんなから注目されていた。

モデルはやめたという

夏芽に、

後から来た男の子が

「変わりはいくらでもいるから

干されたんだろう」という。

その子は、昨日

鳥居で見た男の子

コウだった。

夏芽は、みんなの前で

鳥居の場所の海に入っていた

話をした。

それを聞いてみんなが

ざわついた。

みんなのざわつきに夏芽が

驚いていた。

夏芽は気分転換に鳥居を見に行った。

そこに、コウがいた。

コウは、夏芽にいいものを

みせてやると

いって海から見える夕日を

見せてくれた。

とても綺麗で感動しながら

見ていると

コウは夏芽と一緒に海に落ちた。

そして、首を絞め下に沈んでいった。

苦しくなった夏芽を見て

二人で上に上がった。

コウは、

この町のモンは全部オレの好きにして

いいんだと言った。

お前がヒマそうだから

遊んでやったと・・。

夏芽には、コウが発光しているように

見えた。

キラキラ　焼き付いて

わたし、おかしい

学校では、コウとは話をしなかった。

コウは悪い事をすると

神主の伯父さんの所に

預けられるらしい。

夏芽は、クラスの女の子たちが

仲良くしてくれて楽しく学校生活を

送っていた。

コウたちが水風船で遊んで、

クラスの女子　早瀬をターゲットに

投げた。

それを見て、夏芽がかばって

コウたちを怒ると

コウが、

女子は陰でお前の悪口を言ってる。

早瀬は

「東京弁感にさわる～」とか

ショックだった。

夏芽は、なんで私はこんな所に

いるんだろうと

東京が恋しくなった。

夜、家を抜け出して

東京に向かった。

山奥にどんどん行って

迷子になってしまった。

すると、そこにコウが現れた。

夏芽に家出か・・というと

自分の想いがあふれ出し

泣きじゃくる。

コウは

「腹減ってるんだな」と言って

鞄から食べ物を出した。

二人でご飯を食べてると

山の静けさと虫の声に

気がついた。

コウは、

「悪口言われようが、

　ここに馴染もうがよぉ

　キレイなのは

　変わらんのじゃけぇ

　ええじゃない　それで」

と言ったが、

お前が家でするなら

オレを一緒にすると言い出した。

しかし、夏芽は泣き叫び

コウに話を聞いてもらって

意外とスッキリして

家出なんてどうでもいいと

思っていた。

コウは、どんどん山を進んでいく

途中に、小さな神社があった。

「月ノ明り神社」

この神社も山もほとんど

コウの家のモノ。

ここらへんの山は全部

コウの一族の土地

やっとやっと生まれた長男が

コウだった。

コウはイトコのタクシーを

呼んで東京まで

送ってもらった。

寝てる間に、東京についた。

コウが東京でどんな姿を

するか見たかった。

しかし、コウは東京でも

スタスタ堂々としていた。

夏芽は、オロオロするコウが

見れるかと思ったのに・・。

コウは、モデルをしている

夏芽の姿がみたいといった。

スタジオに行く。

飛び入り参加という事で

モデルの仕事をした。

その姿をじっとコウが見ていた。

コウの目線が気になって

集中できなかった。

スタジオに広能晶吾という

カメラマンが来ていた。

広能が夏芽を見て

いい子がいると言った。

コウは、広能がとった写真集が

ヌードが多いと知り

「夏芽はあかん　俺のモンじゃ」

と言う。

夏芽は、モデルより

今は　コウが　欲しいと

思った。

夏芽に話しかけようとした

広能にコウは

本で頭を思いっきり殴った。

そして、夏芽の手を引いて

逃げて行った。

帰りの電車で

なぜ、広能さんをなぐったか

聞いても

「お前には関係のない事だ」と

言って教えてくれなかった。

夏芽は「負けっぱなしだった」と

コウに言うと

なんでそう考えるだ？と言って

キスをしようとするが・・。

アホらしいといって

やめてしまった。

夏芽――

勝てばこの子が手に入るのだろうか

この衝動はなんと

呼ばれるモノなんだろう

駅に着くと

両方の迎えが来ていた。

夏芽はお父さん、コウは伯父さん

お父さんがモデルを反対してると

聞いてコウは安心した顔をした。

次の日、学校に行くと

二人が駆け落ちしたと話題になって

いた。

一部の女子が謝ってきた。

早瀬も。

夏芽は、許してあげた。

「喧嘩火付けまつり」が始まる。

お面をカブって

「守る派と火付け派」に分かれて

本気でぶつかるケンカまつり

18歳以上の男子だけが参加できる

コウの態度は予想通りで

手に入れるどころか

相手にもされていない感じ

家にマネージャーの土居さんから

荷物が届く

広能さんの写真集。

「ヌードを撮ってもらわないか」と

いう事だった。

夏芽は浴衣を着て海に行った。

そこに、コウがいた。

コウにヌードの話をする。

しかし、コウは怒った態度で

「美はそれだけで力じゃ

それを使って見たいと思うもん

やないんか？」

最後は

俺には関係ないと行ってしまった。

夏芽はコウにスゴイって

思われたかった

だけだったのに、

真剣に反応されて・・

コウを手に入れるには

どうしたら

いいんだろう

どうしたら、認めてくれるの？

火祭りを見に行くと

コウらしき人が参加してるように

思った。

夏芽は追いかけた。

コウは　天狗のようだった。

いいな　わたしだって

わたしだって　わたしだって

私の力試してみようかな？

～感想～

コウの堂々とした態度は

カッコイイですね。

やんちゃぐらいが小学生は

モテるよね（笑）

お互いに惹かれあう二人だけど

まだ、どうやって表現していいか

わからなくて

うまくいかない感じですね。

小学生にしてはかなり大人っぽい

ですけどね。

会話も・

コウの姿を見て、

夏芽は、ヌード写真をとるのでしょうか？

読んで頂きありがとうございました。

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